菌のホント編#019

乳酸菌が生み出すエッセンス「乳酸桿菌/豆乳発酵液」で美肌菌を育てる

 

美肌菌を育てるスキンケア、育菌といった言葉を聞いたことはありませんか?

ここ数年、スキンケアの新しいトレンドとして、美肌菌に着目した化粧品が注目を浴びています。「乳酸桿菌/豆乳発酵液」も美肌菌に関係する成分のひとつ。

 

菌が生み出す成分、つまり菌のエッセンスそのものであり、美肌菌を育てる注目成分です。

 

でも、一体なぜ菌が生み出すエッセンスに、美肌菌を育てる効果があるのでしょうか?

そこでこの記事では、菌が生み出すエッセンス「乳酸桿菌/豆乳発酵液」の知られざる効果について詳しくご紹介します。

 

あなたも毎日のスキンケアに、美肌菌を育てるエッセンスを取り入れてみませんか?

 

目次
  • 乳酸桿菌/豆乳発酵液ってどんな成分?
  • 菌のチカラは「生産物質」が鍵を握る
  • 乳酸桿菌/豆乳発酵液に含まれる成分は数百種類
  • 菌のエッセンスと美肌菌の関係
  • 菌のエッセンスで本来の美しい肌を取り戻す

 


乳酸桿菌/豆乳発酵液ってどんな成分? 

「乳酸桿菌/豆乳発酵液」とは、豆乳を基質(培養のエサ)に乳酸桿菌により発酵した後、ろ過して得られる液体のこと

 

化粧品の成分として注目が高まっています。

「乳酸桿菌/豆乳発酵液」はラクトバチルスという種類の乳酸菌を用いて発酵させてできた化粧品成分です。

 

でも一体なぜ、菌が生み出す成分が、肌に良いと言われているのでしょう?

ここで少し乳酸菌について説明します。

 

 

そもそも乳酸菌とは?

乳酸菌は乳酸を生み出す菌の総称です。

広義にはビフィズス菌も乳酸菌の一種になります。

 

さらに乳酸菌は「乳酸球菌」と「乳酸桿(かん)菌」に形態学的に分けることができます。

 

例えば、乳酸桿菌としてはLactobacillus(ラクトバチルス)が有名です。

さまざまな発酵食品やサプリメントなどにも応用されています。

そして、乳酸桿菌は私たちの体にも存在している「皮膚常在菌」のメンバーでもあります。

 

どうやって作られているの? 

「乳酸桿菌/豆乳発酵液」という名前だけ見ると、どんな成分なのか少し想像しづらいかもしれません。

 

まず、豆乳の中に乳酸菌(ビフィズス菌を含む)のタネを植えつけます。

すると直ちに発酵が始まり、乳酸菌が豆乳を分解し、さまざまな有用成分を生み出します。

 

その培養したドロっとした液体をろ過すると、サラサラの液体だけになります。この液体を凝集したものが「乳酸桿菌/豆乳発酵液」です。

 

 

菌のチカラは「生産物質」が鍵を握る

「乳酸桿菌/豆乳発酵液」は、まさに菌が生み出すチカラが詰まった「エッセンス」そのもの。

菌が生み出した成分(乳酸菌生産物質)がたくさん含まれています。

 

菌を増やすための培地として利用する豆乳にはオリゴ糖など菌のエサになる成分がたくさん入っています。

 

そして、それを食べて乳酸菌やビフィズス菌が増えるとともに、その分解物として「乳酸菌生産物質」が大量に生成されます。

 

この「乳酸菌生産物質」は菌のはたらきを説明する上で、最大のポイントになる成分。 

「乳酸菌生産物質」こそ、菌のはたらきそのものです。

 

例えば、腸内にも乳酸菌やビフィズス菌がたくさん住んでいて、整腸作用をもたらしてくれています。これも実は菌体そのものが作用するのではなく、菌が生み出す成分に依存しているのです。

 

つまり、ヒトが菌の恩恵を受けられるのは、菌が生み出す成分のおかげ。

「乳酸桿菌/豆乳発酵液」つまり菌のエッセンスには、菌のパワーが凝縮されているということになります。

 


乳酸桿菌/豆乳発酵液に含まれる成分は数百種類

では、なぜ菌が生み出す成分が優れているのでしょうか。

 

菌が生み出す成分には、非常にバリエーション豊かな成分が含まれています。

まず、乳酸菌やビフィズス菌が生み出す成分といえば、乳酸や短鎖脂肪酸です。

短鎖脂肪酸といっても様々な種類があります。

 

また、「乳酸桿菌/豆乳発酵液」のように、複数の菌を使って発酵させた場合には、もっとバリエーションが多くなります。

 

例えば、乳酸桿菌/豆乳発酵液(PS-B1)」は、数100種類の中から厳選した21種類の乳酸菌に、国産有機大豆から作られた「オリジナル豆乳」をあたえて作られた素材です。

 

この「PS-B1」には、なんと400種類を超える栄養・成分が含まれています。 

思っていた以上に多くの成分が含まれていることに驚いた方も多いのではないでしょうか?

 

その400種類とはどんな成分なのかというと、

 

・アミノ酸:20種類

・有機酸関連産物:8種類

・酸に関連する中間代謝産物:21種類

・ビタミン(ビタミンB群、ビタミンEなど:5種類

・ビタミン関連の中間代謝産物(ニコチン酸、カルニチンなど):6種類

・ポリフェノール(ケルセチン、ダイゼインなど):10種類

・脂肪酸(乳酸などの短鎖脂肪酸、パルミチン酸などの長鎖脂肪酸):6種類

・脂肪酸関連の中間代謝産物(グリセロール、ラウリン酸など):8種類

・核酸:11種類

・ペプチド:181種類 

 

など、他にもまだまだ多くの成分が含まれています。

 

これだけ多くの成分が入っていることに驚かれた方も多いのではないでしょうか?

 

その成分の種類、栄養の豊富さは、菌の種類と何種類の菌を使ったに大きく依存します。

 

もし菌の種類が少なければ、成分のバリエーションも量も減ってしまいます。

さまざま角度からお肌へアプローチするためにも、さまざまな菌を使って作られた栄養たっぷりの「乳酸桿菌/豆乳発酵液」を選ぶことが大切です。

 


菌のエッセンスと美肌菌の関係 

次に、菌のエッセンスが美肌に良い理由について。 

菌が健康と美容に良い影響があることは経験的にも知られていますよね。

 

例えば、「発酵食品」もその一つ。

 

食品を発酵させると風味や旨味が増し、保存性が高まります。

菌はビタミンやアミノ酸などの豊富な栄養成分を作り出してくれます。

さらに、腸内環境のバランスを整える効果にも優れ、内側からの美肌効果ももたらしてくれます。

 

 

生産物質が美肌菌を育てる

生産物質に含まれるバリエーション豊かな栄養。

私たちの栄養になるだけでなく、体に住み着いている菌によっても栄養になります。

 

 腸、皮膚などに住んでいる菌のエサとなって、菌を育ててくれるのです。

 

お肌には、美肌菌とも呼ばれる「表皮ブドウ球菌」「アクネ菌」などの良い菌がもともと住んでいます。

 

表皮ブドウ球菌は皮脂や汗などのエサを分解して天然の保湿成分であるグリセリンを生み出し、お肌にうるおいをもたらしてくれる働きがあります。

バリア機能の維持にも欠かせない存在です。

 

また、ニキビの原因菌として悪者扱いされがちなアクネ菌。

でも実は本来は良い働きをしてくれる菌なのです。表皮ブドウ球菌と同じく、うるおいのヴェールを作り、さらに皮膚を弱酸性に保ってくれる役目があります。

 

大切なことは、その菌をいかに育て、邪魔しないか、ということ。

生産物質などの栄養をを外から与えてあげれば、もともと住んでいる良い菌をもっと育てることができるのです。

 

 

菌のエッセンスで本来の美しい肌を取り戻す 

 

菌のパワーが詰まったエッセンスは外側からも、お肌の美しさを力強くサポートしてくれます。

 

そのメカニズムは主に次の3つです。

・アミノ酸による天然保湿
・お肌を弱酸性に整える
・短鎖脂肪酸による美肌効果

 

これらの効果は、菌が持つ不思議なチカラのおかげです。

それぞれについて詳しくご紹介しましょう。

 

 

アミノ酸は「お肌の材料」と「うるおいのモト」

乳酸菌が作り出すエッセンスには、アミノ酸が豊富に含まれています。

アミノ酸といえば、お肌の構成成分として欠かせない存在。

 

ヒトの細胞を作る原料にアミノ酸は必須です。例えばケラチン繊維などの皮膚細胞には欠かすことができません。

 

さらに、角層の水分を逃さないように保持する役目をもつ天然保湿因子(NMF)の約半分はアミノ酸でできています。

つまり、アミノ酸はお肌の原料であり、お肌のうるおいを作りだすモトなのです。

 

 

お肌を弱酸性に整える

2つめのポイントは、エッセンスが「弱酸性」にお肌を整えてくれること。

 

本来、健康なお肌の表面は弱酸性です。

これは美肌菌やアクネ菌などの常在菌が活躍してくれているから。美肌菌やアクネ菌が酸を生み出すことでお肌は弱酸性を保ち、悪い菌の繁殖を防いでくれています。

 

例えば、アルカリ性の石鹸で洗顔や身体を洗った後も、健康なお肌であれば速やかに回復する力があります。これも美肌菌やアクネ菌の働きのおかげです。

 

しかし、洗い過ぎなどで菌のバランスが乱れた肌では、回復力も落ちてしまいます。

お肌がアルカリ性に傾くと黄色ブドウ球菌などの悪い菌が増えて皮膚トラブルの原因にも。

 

とくに間違ったスキンケアや洗顔のしすぎにより、お肌の菌が減っている人が実は多いのです。

 

弱酸性の健康な肌を保つには、美肌菌やアクネ菌の存在が欠かせません。

そのためには、菌を育てるためのエサを与えてあげること。

 

生産物質には、菌が喜ぶエサがたっぷりと入っています。

 

 

生産物質・短鎖脂肪酸による美肌効果

乳酸菌やビフィズス菌が生み出す生産物質や短鎖脂肪酸には、保湿効果やお肌を弱酸性に整える効果があります。

 

さらに、抗酸化作用にも優れ、脂質の酸化を抑制する作用があると言われています。

外敵やストレスなどのダメージからの回復を助け、年齢による肌変化のもとになる肌のサビつきを防いでくれるのです。

 

ヒト臨床試験により肌質改善効果は実証ずみ 

菌が生み出すエッセンス「乳酸桿菌/豆乳発酵液」の効果については、実際にヒトでの臨床試験で確認されています。

 

生産物質「PS-B1」を配合した化粧品を使ったヒト臨床試験によると、皮膚への塗布によって肌油水分と皮溝構造に対する改善効果が期待されるとの結果が得られています。

 

この論文では、ヒトの頬部に「PS-B1」配合の化粧品を塗布したところ、4週間後から明らかな改善効果が認められ、12週間後では明らかな改善効果があったと報告しています。

 

このように、お肌が本来持っているチカラを引き出してくれることは、科学的にも実証されています。

 

 

美しいお肌、それは菌のバランスが整った肌  

数百種類以上もの成分が豊富に含まれていることが菌のエッセンスの魅力です。

さらに研究が進むことで、お肌に対する優れた効果がさらに明らかになってくることでしょう。

 

外から優れた美容成分をどんなに与えても、もともとの菌のチカラが足りていなければ、真の美しさは手に入りません。

 

真の美しさを手に入れるには、まずはお肌の基礎をつくる美肌菌を育てることがスタート地点です。 

 

いかがでしたか?

私たち誰もが持っている「菌のチカラ」。

もともと備わっているチカラを最大限に引き出すことができれば、もっとあなたのお肌も美しく、健やかになれるはず。

 

菌を育てるスキンケアをあなたもぜひ始めてみてくださいね。

  

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