菌をきちんと編 #030

食品添加物は避けるべき?菌との相性について

 

買い物などに行った時に食品の成分表を見てみると、何らかの食品添加物が含まれているところを目にしたことはありませんか?

 

食品添加物が含まれていても問題はありませんが、なんだか身体に悪いのではという気持ちになってきますよね。

 

でも、食品添加物は重要な役割を持っているので、様々な食品に欠かせません。しかし、菌との相性は悪い傾向にあるので、悪影響が心配な人は食品添加物と上手に付き合っていく必要性があるでしょう。

 

それでは、そもそも食品添加物とは何か、なぜ必要なのか、見分け方や菌との関わり、上手な付き合い方などについてご説明いたします。

 

目次
  • 食品添加物についての基礎知識
  • 食品に使われている添加物の見分け方
  • 「菌」と添加物の関わり
  • これだけは避けて!特に気をつけたい成分リスト
  • 食品添加物との上手な付き合い方

 

 

食品添加物についての基礎知識

食品添加物とは、文字通り食品に含まれている添加物のことです。食品添加物の定義は、食品の製造過程、もしくは食品の加工及び保存の目的で食品に添加するために使用するものだとしています。

 

つまり、食品を製造する時、食品を美味しくする時、食品の栄養素を高める時、食品の品質を高める時などに使用されるのです。

 

様々な食品に食品添加物が含まれているのは、賞味期限まで品質を保つためであったり、味や香りで美味しそうに感じさせたり、着色料で色付けしたり、時には栄養成分を補強するためなど様々な目的で使用されています。

 

食品添加物と聞くとカラダに悪そうという風に感じるかもしれませんが、全て法律で安全性があると認められているものです。

 

そこで、市販の食品に含まれている食品添加物については基本的に心配する必要性はないでしょう。

 

ただ、もちろんとり過ぎは避けたいところ。

食品添加物とは適切な付き合いかたが必要となるのです。

 


食品に使われている添加物の見分け方 

主に食品に使われている添加物は、以下の通りになっています。

 

甘味料、保存料、着色料、増粘剤、安定剤、ゲル化剤、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防カビ剤、防はく財、乳化剤、膨張剤、調味料、酸味料、苦味料、光沢剤、ガムベース、栄養強化剤、製造用剤等、香料 など…

 

もちろん他にもありますが、一般的に含まれている可能性の高い添加物は以上のものになります。

 

ただ、中には名前を変えて表記されているものも多く存在し、パッと見ではすぐに見抜けないのが、食品添加物の厄介なところ。

 

そこで、いくつか食品添加物を見分けるためのワザを伝授します。

①カタカナ表記のものやアルファベットが使われているもの、〇〇酸△△という名前の成分は基本的に添加物

②カッコ書き()されているものものは添加物

 

この2点を抑えて、普段食べている食品にどれくらい添加物が含まれているのか確認してみてください。

 

 

「菌」と添加物の関わり

食品添加物は確かに法律に基づいた安全性が認められ、安全性と有用性が両立された食品が販売されています。とは言え、この安全性を確かめる際に、菌のことも考慮されることはありません。

 

つまり、一部の食品添加物は腸内細菌にダメージを与える恐れがあるのです。中でも保存料は腸内細菌にダメージを与える可能性があるものとして避けた方が良いという話まであります。

 

保存料とは食品を長期保存できるようにするための「抗菌剤」のような役割を果たしているので、保存料が含まれている食品は基本的に長持ちします。

 

しかし、抗菌作用のある成分を常習的に摂取していればもちろん、腸内細菌の組成が変化する可能性があります。そして、腸内細菌がダメージを受け続けると免疫システムの低下、肌荒れの悪化を招いてしてしまう恐れがあります。

 

保存料の一つであるソルビン酸カリウムによって腸内細菌がダメージを受けると、腸内細菌の成長と増殖が阻害されてしまうことが分かっています。

 

成長と増殖が阻害されてしまうとその後の活動に影響を与えてしまい、免疫力の低下と共に代謝にも大きな影響を与える恐れがあります。

 


これだけは避けて!特に気をつけたい成分リスト

保存料以外にも特に気を付けたい成分があります。その成分は、以下の通りです。

 

  乳化剤

人工甘味料

トランスグルタミナーゼ

亜硫酸塩

 

乳化剤

乳化剤は腸内細菌叢そのものを変化させることにより、慢性的な炎症を誘発させる可能性があります。腸内細菌の組成が変質することで、代謝異常を引き起こしてしまうといった報告も。

 

代謝異常になると新陳代謝などの代謝機能が正常に機能しなくなるので、早々に改善しないと体内でエネルギーが作られなくなってしまいます。

 

 

人工甘味料

代表的な人工甘味料の一つであるスクラロースは、マウスによる実験で有益な腸内細菌を約半分も減少させました。さらに肝臓機能の数値を増加させ、栄養素の吸収を妨げると共に更なる炎症を引き起こすなど、様々なデメリットが発生する可能性があります。

 

これはまだマウスによる実験段階ですが、人間が摂取することで同じようなことが起こらないとは限りません。

 

 

トランスグルタミナーゼ

そしてトランスグルタミナーゼはグルテンの変性をたんぱく質を合成するのですが、それを免疫機能が異物だと誤解してしまい、腸と一緒に攻撃してしまいます。また、セリアック病という病気を誘発する原因の一つではないかとも言われています。

 

セリアック病とは小麦などに含まれるグルテンに対して、免疫機能が敵だと勘違いして攻撃してしまうことによって発症するものです。セリアック病を発症するとグルテンを摂取した時に腸内が攻撃されるため、下痢や低栄養、体重減少といった症状を引き起こします。

 

 

亜硫酸塩

亜硫酸塩は腸内の善玉菌であるビフィズス菌を減少させる可能性があります。善玉菌が減ると悪玉菌が増加する傾向にあるため、腸内が荒れて下痢・便秘などを引き起こすかもしれません。

 

このように栄養が吸収されるはずの腸内で食品添加物が様々な影響を与えることが分かっています。中には一過性のものもありますが、食品添加物を摂取し続けることでいつでも以上のような状態を引き起こす可能性があるでしょう。

 

いずれにしても、食品添加物と上手に付き合っていく必要性があります。

 


食品添加物との上手な付き合い方

食品添加物は基本的に様々な食品に含まれているので、製品の裏に表示されている成分表をチェックしましょう。

 

一部の食品添加物であれば安心できますが、保存料や乳化剤、トランスグルタミナーゼ、亜硫酸塩、人工甘味料のスクラロースなどが記載されていたら、その製品を購入するのは避けるのが得策です。

 

いちいち商品の裏の成分表をチェックするのは面倒ですが、腸内で何か異常が起きてからでは遅いです。食品添加物を気にするなら、必ず成分表をチェックしましょう。

 

また、食品添加物を使った料理を避けたいなら、なるべく出来上がったものを購入せずに自分で調理するのがおすすめです。

 

弁当を初めとする食品は既に出来上がっているので料理をする手間が省けますが、代わりに何らかの食品添加物が使われている可能性が高いです。

 着色料や甘味料、防カビ剤、調味料、酸味剤、苦味剤などの食品添加物が含まれている可能性があるので、食品添加物が心配なら自分で調理してしまいましょう。

 

自分で調理する分には食品添加物を含む料理を食べずに済むため、食品添加物による影響を心配せずに美味しく食べられますよ。

 

料理が苦手…という方へ向けて、簡単にできる菌ケア料理をまとめてみました。

もし興味がございましたら、ぜひ覗いてみてください。 

 

忙しい日々を過ごすあなたへ、簡単にできる菌ケアごはん
キーワード:食事

 

 

食品添加物は基本的に安全性が確立されているものばかりです。

ただ、中には身体に悪影響を及ぼす添加物があるのも事実なので、そういった心配がある人は自作料理に切り替えるのがおすすめですよ。

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