#4 無理なグルテンフリーを避ける。最新の「グルテンレス」という考え方 – KINS

#4 無理なグルテンフリーを避ける。最新の「グルテンレス」という考え方

目次

  • 小麦が腸を傷つける?本当は怖いグルテンについて
  • グルテンフリーが流行したのはなぜ?
  • 小麦を全て断つ「グルテンフリー生活」
  • 無理のないグルテンレス生活を

 

 

小麦が腸を傷つける?本当は怖いグルテンについて

「最近からだが疲れやすい…」

「集中力が続かない」       

「乾燥肌や肌荒れがひどい」

といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

 

実は、その原因はあなたが普段食べている「小麦」にあるかもしれません。

小麦はパンやうどん、ラーメンなど私たちが普段食べているあらゆるものに入っています。なんと、その小麦に含まれている「グルテン」というタンパク質が私たちの腸壁を傷つけてしまうことで、様々な不調を引き起こすことが数々の論文によって明らかになってきました。

 

今回は、知らず知らずのうちに体をむしばむ「グルテン」についてのお話です。

 

グルテンを摂取することで引き起こされる症状は、便秘や下痢、偏頭痛、乾燥肌、疲れがとれにくい、イライラする、生理が重いなど様々です。病気とまではいかなくても、なんとなく体調がすぐれないといった状態になってしまうのです。それだけでなくうつや自閉症、統合失調症、ADHDといった脳疾患にもグルテンが関わってくることが近年の研究によって証明されてきました。

 

このような症状を引き起こしてしまうのは、グルテンの持つ分解されにくいという特徴が関わってきます。グルテンは分解されないことによって、吸収されることも体外に排出されることもなく腸内にとどまってしまいます。

 

結果、腸壁にこびりつき、腸の粘膜に「くさび」のように入り込むことで腸壁に炎症を起こし、穴を開けてしまいます。そこから、腸内の老廃物や有害物質が漏れ出すことで、肌荒れの原因になったり精神面にも影響が出てしまったりするのです。

 

グルテンが集中力など精神面にも影響を及ぼす理由は、グルテンに含まれるグリアドフィンという物質が麻薬と同じ受容体と結びつき、脳が麻薬を摂取したかのような状態になるためです。この麻薬と似たような効果があることによって、グルテンには依存性もあると言われています。

毎日ラーメンばかり食べている人が周りにいたら、その人はもしかしたらグルテン中毒なのかもしれませんね。

 

 

グルテンフリーが流行したのはなぜ?

グルテンフリーはもともと、小麦アレルギーやセリアック病患者の人たちが、間違えてグルテンの含んだ食品を食べないための食事療法のひとつとして発案されました。

 

なんとグルテンフリーが流行したきっかけを作ったのは、世界的ランク1位に何度も輝いたテニスプレイヤーであるジョコビッチ選手。

彼はもともとグルテン不耐症でした。そこで、グルテンを全く摂らないグルテンフリー生活をしてみたところ、体調に大きな変化が起きたそうです。

 

具体的には、慢性的に悩まされてきた腹痛がなくなったり、身体が軽くなったり、プレーに対する集中力が上がったり、思考が明瞭になったり、と心身ともにパフォーマンスの向上が起きたそうです。詳しくは彼の著書『ジョコビッチの生まれ変わる食事』の中で語られています。気になった方はぜひそちらもご覧になってみてください。

 

ジョコビッチ選手が火付け役となり、そこから一部の海外セレブやアスリートの間でグルテンフリーが盛んに行われるようになりました。そして、徐々に日本でもグルテンフリー生活をする人が増え、今にいたるわけです。

 

 

小麦を全て断つ「グルテンフリー生活」

体調にも精神面にも悪影響を与えてしまうグルテン。

健康のために小麦などそのグルテンが含まれている食品を一切摂らない食事法、それがグルテンフリーです。

 

パン、パスタ、ラーメン、うどん、ビール、麩、ピザ、お好み焼き、唐揚げ、カレールー、アイスクリーム、ケーキ、焼き菓子、ビスケット、醤油などグルテンはパッと見では気づかないようなものにも多く入っています。グルテンフリー生活ではこれらの食品を食べずに、米や野菜、肉、魚などを食べて生活します。

 

最近はグルテンフリーに対応した嬉しい製品も多く登場しています。例えば米粉パンやグルテンフリー麺など、本来グルテンが含まれているはずのものがグルテンフリーで楽しめるようになりました。

 

ちなみにですが、グルテンフリー生活をするデメリットはないと言われています。

小麦の栄養素のほとんどは炭水化物です。ですので、白米や玄米などを代わりに食べれば問題はありません。ただ、グルテンフリー生活をしている人は食物繊維が不足する傾向にあることが研究によりわかっています。

 

グルテンフリーを意識するあまり、栄養バランスが偏ってしまい体調不良を引き起こしてしまっては本末転倒です。そのため、グルテンフリーと同時に、白米ではなく玄米を食べるなど積極的な食物繊維の摂取も行うと良いかもしれません。

 

 

無理のないグルテンレス生活を

グルテンが含まれているのはパンや麺だけでなく、醤油などの調味料まで様々。

グルテンフリー生活を本気でやろうと思えば、厳しい食事制限をする必要があります。友人や同僚とご飯に行く際にも相手に気をつかってもらう必要が出てしまうかもしれません。

それに、健康や美容のためとは言え、わざわざ好物であるパスタやラーメンを禁止するのは苦痛に感じるのではないでしょうか?す。

 

そこでKINSは「グルテンレス」生活をご提案します。

 

今まで朝食にパンを食べていたのを米に変える。けど、たまには手抜きしちゃいたいときもありますよね。そんな時はパンを食べちゃってもいいんです。

それくらいの気軽な気持ちで、グルテンをなるべく摂取しないように心がける。

それがグルテンレスという考え方です。グルテンフリー生活を心がけるあまり、ストレスを感じてしまえば返って体に悪影響が及んでしまいます。

 

グルテンは摂取をしすぎることで、腸壁を傷つける原因となってしまうことに間違いはありませんが、少量であればそこまで悪影響はないと考えられています。グルテンの恐ろしさを知り、少しずつでも小麦を食べる量が減ればそれだけで大きな価値があるとKINSは考えています。

 

無理のない範囲でグルテンの摂取を控えるグルテンレス生活。

あなたも実践してみてはいかがでしょうか?