菌をきちんと編 #019

腸管粘膜を整え「強い腸」を作り出す方法

 

 

菌を語るうえで無視できないのが、腸管粘膜のはたらき。

 

腸管粘膜と言っても聞き慣れない方も多いと思います。私たちの腸は食べたものを通す管のようになっていますが、腸管粘膜とはその管の内側の粘膜のこと。

 

腸管粘膜は腸自体を守ったり、外部から入ってくる細菌などに対するバリア機能も担っています。

 

普段は意識されていませんが、実は私たちの健康維持に活躍している腸内粘膜。そんな腸内粘膜を強くすることの重要性について、KINSと一緒に学んでみましょう。

 

目次
  • 腸管粘膜を整えることってどうして重要なの?
  • 腸の守護神!酵母菌ブラウディ
  • 酵母菌がバリア機能を高める仕組み
  • 酵母菌を効率よく取り入れるためには?

 

 

腸管粘膜を整えることってどうして重要なの?

私たちは日々の食事と一緒に、色々な微生物や細菌・ウイルス類も摂取しています。それらは人体に大きく影響のないものもありますが、病原菌やアレルギー物質となる場合も。

 

通常、食べたものはまず胃を通り胃液にさらされます。この時に胃液によって、有害な細菌類なども殺菌されます。しかし中には胃で殺菌されきれずに、腸まで届いてしまうものも。

 

この胃液で殺菌しきれなかった細菌などは、腸管粘膜が粘膜の一部で包み込み便として排出します。腸管粘膜は腸から病原菌が体内に侵入するのを防ぐ、「保護壁」のような役割を持っているのです。

 

そのため腸管粘膜がうまく働かないと、お腹をこわしやすくなったりすることも考えられます。それだけでなく人によっては、様々な体調不良の原因となることも。

 

また腸管粘膜は外敵から体を守るだけでなく、腸内で分泌されている消化液から臓器を守る役割もあります。

 

消化液は正常に保護されていないと、自分の腸壁までもを溶かしてしまうことに。そんなことが起きないよう、腸管粘膜が保護しているのですね。

 

 

腸の守護神!酵母菌ブラウディ

腸管粘膜の強化が大切というのは、なんとなく理解していただけたと思います。

それでは「酵母菌ブラウディ」の存在を、みなさんはご存知でしょうか?

 

酵母菌ブラウディは、腸内粘膜の強化によいとして近年注目されていて、世界中でもっとも研究がされている菌のひとつです。

 

酵母菌が体にいい、というイメージをなんとなく持っている人は多いかもしれません。酵母菌はそれ自体に栄養が豊富なものが多く、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスを整えるなどの働きがあるとされています。

 

ただその中でも酵母菌ブラウディは、腸内環境の改善や保護に高い効果があると考えられているのです。

 

もともとこの酵母菌ブラウディは、ベトナムで発見されたもの。

ベトナムのライチからできた飲み物を飲んでいた現地の人に、下痢が緩和されるといったことが起きていると微生物者が気付いたことから見つかりました。

 

その飲み物をよくよく研究していくうちに発見されたのが、酵母菌ブラウディです。

酵母菌ブラウディはサプリメントなどで摂取することで、「腸内環境が改善する」「消化管粘膜を保護する」「腸粘膜を修復する」といった働きがあると報告されています。

 

また臨床試験では潰瘍性大腸炎、クローン病が酵母菌ブラウディの接種後に寛解もしくは症状緩和につながった結果も。さらに腸炎の原因となる「クロストリジウム・ディフィシル菌」からも、腸管粘膜を保護してくれるとされています。

 

目に見えない腸管粘膜で起きていることですが、腸内環境が改善されることで考えられるメリットは多いもの。腸管粘膜のバリア機能が高ければ、アレルギー物質や病原菌など不調の原因も入ってきづらくなるのですね。

 

まさに腸の守護神のような酵母菌ブラウディは、今後より多くの人に取り入れられていくかもしれません。

 

 

酵母菌がバリア機能を高める仕組み

そもそもなぜ酵母菌が、バリア機能を高めることができるのでしょうか。

 

これは酵母菌ブラウディの場合、まず腸粘膜の修復作用が考えられます。

 

腸管粘膜では病原菌が入ってきた際、その侵入を阻止する粘膜バリアという壁のようなものが存在します。

 

この粘液バリアを構築しているのが、腸管上皮細胞という細胞。この腸管上皮細胞と腸内細菌によって、腸管内で病原菌が侵入するのを防いでいるのです。

 

しかし食生活や添加物など何らかの理由で腸内環境が乱れると、粘膜バリアが損傷したり細胞の入れ替わりがうまく行われなくなったりします。

 

そうなると粘膜バリアが正常に働かず、病原菌が侵入しやすい状態となってしまうのです。

 

酵母菌ブラウディには、こういった粘膜バリアを修復する成分「ポリアミン」を放出する働きが。そのため乱れた粘膜バリアが整い、下がったバリア機能を高めてくれると考えられます。

 

また粘膜バリア部分の細胞は、皮膚がターンオーバーするのと同じように日々入れ替わっています。しかし皮膚と違いその入れ替わり周期は数日と短いのも特徴。

 

腸内環境が正常に保たれず損傷などがあると、この入れ替わりもうまく行われなくなってしまいます。細胞の入れ替わりが低下すると、必然的にバリア機能も下がることに。

 

酵母菌が荒れた腸粘膜を修復することで、正常な細胞の入れ替わりにつながるとも考えられます。

 

他にも、サルモネラ菌や大腸菌といった菌類は、酵母菌ブラウディの細胞壁表層とくっついて排出されるという研究結果も。この結合作用も、酵母菌がバリア機能を高める仕組みのひとつです。

 

 

酵母菌を効率よく取り入れるためには?

酵母菌と聞いて、「ビール酵母」などを連想する方も多いでしょうか。

 

確かにパンやビールに含まれているのも、酵母菌です。しかし酵母菌を取り入れたいからといって、パンやビールを大量に摂取していたらあっという間に太ってしまいますね。

 

腸内環境によいものを、市販の食品からバランスよく摂取するのはなかなか手間と知識の要ることです。「腸管粘膜を整える酵母菌を取り入れたい」と思っても、何からどのように摂取できるのかよくわからないことが多いと思います。

 

また腸内環境や食生活は、人それぞれ違うもの。

 

自分にとってどんな菌をどのように、どのくらい摂取すればいいのかは専門家でないと判断がしづらいです。

 

そこでKINSでは、手軽なサプリメントで酵母菌を摂ることをオススメしています。

 

サプリメントであれば、自分に必要な酵母菌を必要なだけ摂ることができ手間もかかりません。食材をプラスするわけではないので、食事のカロリーにも影響なし。

 

ただ、菌が働く仕組みは複雑で、体に必要な菌は酵母菌だけではありません。私たちの体には、常に1,000兆匹もの菌が存在しているのです。

 

その中でも腸内細菌は数100種から1,000種類ほどいるとされています。そのバランスは人によって異なるため、他の人にとって良い菌が自分にも良いとは限りません。

 

そこで、サプリメントから菌を摂取する場合はなるべく多くの種類の菌が含まれたものを選んでみるとよいかもしれません。

 

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