肉と魚、菌ケアにつながるのはどっち?

目次
  • 肉と魚、キレイにつながるのはどっち?
  • 魔法の油?オメガ3脂肪酸について
  • 魚に含まれているオメガ3脂肪酸で菌ケア!
  • オメガ3脂肪酸を効率よく摂取する方法

 

 肉と魚、キレイにつながるのはどっち?

「肉」と「魚」と言えば、日々の食事を彩るメインディッシュ。それゆえに嗜好も分かれ、「私は肉派だ、魚派だ!」なんていう人もいますよね。

さて、そんな肉と魚ですが、どちらを食べたほうがあなたの美しさをより引き出すことができるかご存知ですか?
答えは「魚」。肉よりも魚の方が、腸内フローラを整えてくれたり、病気になるリスクを低減してくれたりといった効果が詰まっています。

そのカギを握っているのが魚に含まれている「オメガ3脂肪酸」という不飽和脂肪酸の一種。この油のはたらきによって、魚は菌ケア的にも素敵な効果を発揮してくれるんです。

もちろん、肉にも必須アミノ酸など豊富な栄養素が含まれています。しかし、食べ過ぎてしまうことで、腸内の悪玉菌の割合が増えてしまったり、太りやすくなってしまったりといったデメリットも…。

そこで、もしあなたが肉派だとしても、ずっと美しく健康でいたいなら魚も積極的に食べることがオススメ。今回は、魚に含まれている「オメガ3脂肪酸」についてのお話です。

魔法の油?オメガ3脂肪酸について

今回の主役、「オメガ3脂肪酸」は魚に含まれている脂質の一種です。脂質と聞くと、なんだかカラダに悪そうという風に思う方もいるかもしれませんが、私たちが生きていく上で必要な三大栄養素のひとつです。脂質にも様々な種類があり、カラダに悪いものもあれば、オメガ3脂肪酸のような健康に良い油もあるのです。

DHAやEPAがオメガ3脂肪酸の一種に当たります。こちらの名前の方が聞き馴染みがあるかもしれません。
オメガ3脂肪酸の最大の特徴は血液をサラサラにしてくれること。このはたらきがあることにより、魚をよく食べる人は食べない人に比べ、心筋梗塞や脳卒中などの病気になるリスクが低くなることが明らかになっています。

現代人の食生活はファストフードや加工食品によって乱れがちです。それが原因で血管の流れが悪くなることもしばしば。血流が滞ってしまうと、栄養素が全身に行き渡りにくくなったり、動脈硬化を引き起こしてしまったりと、様々な不調をきたしてしまいます。
そのため、血液をサラサラにすることができるオメガ3脂肪酸の重要度はこれからますます増していくかもしれません。

オメガ3脂肪酸には病気になるリスクを低下させてくれるだけではなく、なんと美肌効果もあることがわかっています。オメガ3脂肪酸を摂取することによってアトピー性皮膚炎が改善されたなど、肌荒れを改善したという報告が多数なされています。

オメガ3脂肪酸は、まさに私たちを内側から美しく健康にしてくれる「魔法の油」なのです。

 

魚に含まれているオメガ3脂肪酸で菌ケア!

オメガ3脂肪酸は美肌効果や血流を良くしてくれる以外に、腸内フローラを整えることで、菌ケアにも貢献してくれるんです。

腸内フローラとは私たちの腸内に住む数100種100兆個以上の細菌のこと。様々な種類の菌たちがそれぞれ群生している様が「お花畑」に見えたことからこの名前がつけられました。そして、腸内フローラの状態によって私たちの健康は大きく左右されます。腸内フローラを整えるということは、いつまでも若々しく美しく生きていくために必要不可欠なのです。

そんな健康の源である腸内フローラにも、オメガ3脂肪酸は好影響を与えてくれます。
ある実験によると、オメガ3脂肪酸を摂取することで、腸内フローラでプラスのはたらきをしてくれる菌である「善玉菌」を増やしてくれることが明らかになりました。乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌の数が増加することで、便秘解消や免疫力の向上、睡眠の質改善など様々な効果を得られることが期待されます。

逆に、肉やバターなどに含まれている飽和脂肪酸と呼ばれる油を摂取した場合、マイナスのはたらきをしてしまう悪玉菌の数が増加してしまうそうです。
つまり、肉を食べた場合と魚を食べた場合で、腸内フローラの状態に大きな差が生まれてしまうかもしれません。

オメガ3脂肪酸を効率よく摂取する方法

もともと日本人の主菜は肉ではなく魚でした。しかし、食の欧米化が進むにつれ、日本人の魚の消費量は年々減少傾向に。それに伴いオメガ3脂肪酸が不足している人が多くなってきているのです。

オメガ3脂肪酸の含まれている量は魚によって大きく異なります。一般的に青魚には多くの量が含まれているといわれています。
また、調理法によってはせっかくのオメガ3脂肪酸を無駄にしてしまうなんてことも。揚げ物や煮物といった調理をしてしまうと、魚からオメガ3脂肪酸が逃げてしまうため注意が必要です。そのため、オメガ3脂肪酸を余すことなく摂取したいならば、生か缶詰で食べるのがオススメです。

ですので、オメガ3脂肪酸の一番効率的な摂取方法は新鮮な旬の魚を刺身で味わうこと。下に季節ごとのオメガ3脂肪酸を多く含む魚をピックアップしてみたので、参考にしてみてください。

春:サワラ、カツオ
夏:マイワシ、アジ
秋:サンマ、サバ、ニシン、ウナギ
冬:マグロ、ブリ、サケ

オメガ3脂肪酸が含まれているのは魚だけではありません。クルミなどのナッツ類や大豆、エゴマ、キャノーラ油にも豊富に含まれています。しかし、これらの植物性食品に含まれているオメガ3脂肪酸は、魚に含まれているDHAやEPAとは異なるALAという種類です。ただ体内で、一部がDHAやEPAに変換されるため、そこまで違いは意識しなくても大丈夫です。
魚がニガテだという方は、ナッツ類などから摂取してみるのも良いかもしれませんね。

今日の夕食はもうお決まりですか?もし、まだ決まっていないのならば肉ではなく魚を選んでみてください。
きっと、その魚に含まれているオメガ3脂肪酸があなたの美しさを後押ししてくれるはずです。