菌をきちんと編 #006

美味しいだけじゃない!発酵食品と菌の持つ効能一覧

目次
  • 菌を食べる
  • 発酵食品と菌の持つ効能一覧
  • 水溶性食物繊維が腸内のビフィズス菌のエサとなる
  • 発酵食品の上手な食べ方

 

ヨーグルト、キムチ、味噌、ぬか漬けなどなど…。これらは『発酵食品』と呼ばれる食品たち。

この発酵食品を食べることによって健康になる。なんて話、聞いたことはありませんか?
実は、そのカギを握っているのが「菌」の存在なのです。私たちは、発酵食品を食べることによって菌をカラダに取り入れることができます。

その菌が体内で様々な働きをしてくれることによって、病気になるリスクが低減したり、美肌になったり、便秘が改善したり、といった様々な効果を得ることが期待できます。

ただ、発酵食品によって含まれている菌もそれぞれ。そこで、代表的な発酵食品に含まれている菌と、その菌を摂取することで期待できる効果をまとめてみました!

普段食べている発酵食品にはどのような効果が隠されていたのか確認するもよし、あなたが欲しい効果を持つ発酵食品を探してみるもよし。
あなたなりの使い方で、この記事を活用してみてください。

 

菌を食べる

まずは、発酵食品の基礎知識からご紹介いたします。
発酵食品とは、食材を「菌」などのチカラを用いて、発酵させることで加工したものです。ちなみにですが、「発酵」とは菌のおこなった活動のうち、私たちにとって有益なものを指します。一方、有害なものは「腐敗」と呼ばれています。意外かもしれませんが、発酵と腐敗は実は同じ現象を表す言葉なんです。

つまり、発酵食品とは菌の活動が私たちにとってプラスに働いた食品のこと。菌のチカラが加わることで、味の深みが増したり、保存がきくようになったりしているのが特徴です。

そして、発酵食品は私たちが想像しているよりもずっとずっと長い歴史を持っています。現時点で確認されている最も古い発酵食品は、約8000年前も前に作られたコーカサス地方のワイン。なんと有史以前から発酵食品は存在していたのですね。

私たちが生まれるずっと昔から世界各地で受け継がれてきた発酵食品。
人類の歴史にこの菌との共同作業による食べ物が登場したのは、偶然の産物であると言われています。当時の人たちは、まさか「菌」のはたらきが関わってきているとは全く想像もしていなかったかもしれません。

しかし、近年の科学技術の発展によって菌の存在やはたらきが徐々に明らかになってきました。そこで、菌が豊富に含まれている発酵食品が今、世界中で注目されるようになったのです。

 

発酵食品と菌の持つ効能一覧

それでは今回の本題の発酵食品と、その発酵に関わってきている菌についてご紹介していきたいと思います。中には、一種類のみではなく様々な種の菌が発酵に関わっている食品もありますが、代表的な菌を1種から数種挙げさせていただきます。

また、食べることによって期待できる効果も、代表的なものをいくつかピックアップしてみました。あなたが普段食べている発酵食品にはどのような効果が眠っていたのか、ぜひ確認してみてくださいね。

 

◇キムチ

発酵に関わっている菌:乳酸菌
摂取することで期待できる効能:動脈硬化疾患のリスク低下、便秘解消、アレルギー症状の緩和など

 

◇ぬか漬け

発酵に関わっている菌:乳酸菌、酵母
摂取することで期待できる効能:糖尿病の改善、抑うつ症状の軽減、乾燥肌の改善など

 

◇納豆

発酵に関わっている菌:納豆菌
摂取することで期待できる効能:心血管疾患のリスク低下、免疫力向上など

 

◇味噌

発酵に関わっている菌:麹菌、酵母、乳酸菌
摂取することで期待できる効能:ガンのリスク低下、血圧低下作用、アンチエイジング効果など

 

◇豆板醤

発酵に関わっている菌:麹菌
摂取することで期待できる効能:ガンのリスク低下、疲労回復効果、代謝改善など

 

◇イカの塩辛

発酵に関わっている菌: 乳酸菌、酵母菌
摂取することで期待できる効能:アンチエイジング効果、血中コレステロール値の適正化作用など

 

◇アンチョビ

発酵に関わっている菌: 乳酸菌
摂取することで期待できる効能:心血管疾患のリスク低下、アレルギー症状の緩和など

 

◇ヨーグルト

発酵に関わっている菌:乳酸菌
摂取することで期待できる効能:便秘解消、下痢改善、免疫力向上など

 

◇甘酒

発酵に関わっている菌: 麹菌
摂取することで期待できる効能:美肌効果、便秘解消、ダイエット効果など

 

◇日本酒

発酵に関わっている菌: 麹菌
摂取することで期待できる効能:美肌効果、便秘解消、ダイエット効果など

 

 

 発酵食品の上手な食べ方

いかがだったでしょうか?
思ったよりもスゴい効果を持っているものも多くみられたかと思います。ただ、今回紹介したものはほんの一部の菌と効果のみ。発酵食品の持つ新たな効果は、今後さらに明らかになってくるのではないかと思います。

そこで、KINSでは1日に1品以上の発酵食品の摂取を推奨しています。それも、できれば毎日異なった発酵食品にチャレンジできれば、なお良しです。

その理由は、腸内細菌の多様性にあります。
「多様性」とは、いろいろな種類の菌がバランス良く生きている様子。多様性の優れる腸内細菌ほど理想的であると言われています。この腸内細菌の多様性を高めるためには、様々な発酵食品により多種多様な菌を取り入れるのが最適なのです。

もし、今日の朝ごはんに味噌汁を飲んだのであれば、明日はヨーグルトを食べてみる。こんな風にあなたなりに工夫をしてみてください。これを機に今まで食べたことのなかった発酵食品にチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

また、発酵食品を組み合わせて食べるのもオススメです。
例えば…
納豆 × キムチ
甘酒 × ヨーグルト
なんかは相性も良く、とても美味しいので是非一度お試しください。

この他にも、発酵食品を用いたオススメのレシピなどもっと知りたいことがあれな、KINSコンシェルジュにお尋ねしてみてください。一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適なメニューをご提案させていただきます。

発酵食品は普段の生活の中で、有益な菌を取り入れることのできる貴重な機会。毎日の食事の中に意識して取り入れるようにしてみてください。

それがあなたの菌ケアの第一歩となります。
まず手始めに、今日はどの発酵食品を食べてみますか?

 

 

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