菌をきちんと編 #013

日々の生活と、菌との関わり

目次
  • 身の回りの"菌"
  • なぜ菌=悪となったのか
  • 除菌が必要なタイミング
  • 菌の本当の姿

 

「99.9%除菌」というキャッチフレーズをはじめとし、少し街中を歩けば、除菌、殺菌、抗菌、滅菌など、まるで菌が悪者かのように扱われているシーンをしばしば見かけます。

みなさんの中にも、菌は汚いものであり、出来るだけ除去しなくてはならない対象という風に考えている人もいるのではないでしょうか?

実はそれ、大きな勘違いなのです。
食中毒や炎症を引き起こし、悪さをしてしまう菌がいるのも事実です。

しかし、ほとんどの菌は無害です。
更には、肌のバリア機能を高めてくれるなど、むしろ有益な効果をもたらしてくれる菌も多くいます。

菌と私たち人間は切っても切れない縁で結ばれています。
今回は私たちがいつまでも美しく健康に過ごすためになくてはならない「菌」についてのお話です。

 

身の回りの"菌"

あなたは自分の体にどれくらいの菌が暮らしているのか想像をしたことはありますか?

なんと私たちの体にはおよそ1000兆個もの菌が暮らしているのです。
腸をはじめとし、肌や口腔内、膣、胃など私たちの体の様々な場所に菌は住んでいます。
そして、その菌たちが免疫力を調整したり、肌に潤いを与えたりと様々な働きをしてくれているのです。

このように、菌は私たちのもっとも身近な存在の一つであり、全く汚いものではありません。

はるか昔から私たち人間は菌と共に生きてきました。

例えば、納豆やヨーグルトなどをはじめとした発酵食品は菌のチカラを借りて加工された食品です。
発酵食品は菌のおこなった発酵のおかげで保存期間が増したり、うま味が増したりとしています。
そして、発酵食品は食べることで体に生きた菌を取り込むことができ、さらに私たちの健康に貢献してくれることでも知られています。

このように私たち人間は存在を認知せずとも、ずっと昔から菌とともにいきてきたのです。

 

なぜ菌=悪となったのか

それでは現在、ここまでの除菌ブームが巻き起こっているのはなぜでしょうか。
きっかけは、食中毒を引き起こすO-157がかつて猛威をふるったことにあります。
この一件により、人々の除菌に対する関心が向上しました。
それを受けメーカーが過剰なまでに「除菌」を前面に押し出したPRをしたため、「菌=悪」という方程式が成り立ってしまったのです。

確かに、中にはO-157のように食中毒を引き起こしてしまう菌もいます。
そのため、除菌は時と場合によっては必要なのは間違いありません。
ただ、過剰な除菌は免疫力を低下させてしまいます。

人間はたくさんの菌と触れ合うことで、免疫力や抵抗力を身につけていきます。
除菌をしすぎることで、菌に対する耐性を鍛えることができなくなってしまうのです。
それだけでなく、アルコール消毒をしすぎてしまうと、肌のバリア機能を高めてくれていた「美肌菌」も殺してしまうため、肌荒れを引き起こす原因にもなってしまいます。

菌は悪いものでも汚いものでもありません。
現代人に必要なのは、除菌によって菌を遠ざけることではなく、菌についてもっと知り、触れ合うことなのかもしれません。

 

除菌が必要なタイミング

基本的に、日常生活において除菌が必要なタイミングはほぼありません。
では、どんな時に必要か。

それは「感染症を防ぐ」目的の際です。
例えば「お手洗いの後」など。これは先述の「O-157」、それから「ノロウィルス」の感染を防ぐ目的があります。同様に、場合によってはお料理の前なども清潔に保つ必要があるかもしれませんね。

それから「病院に行った後」も除菌ポイントです。インフルエンザやコロナウィルスをはじめとした、様々なウィルスの感染を防ぐ目的があります。
ただ、一説にはこの場合「手洗い・うがい」の方が大きな効果を発揮する可能性がありますので、ただ「除菌を行えば確実」というわけではないことに注意が必要です。

裏を返せば、その他のタイミングではさほど気にする必要はないと考えています。


菌の本当の姿

それでは、菌が私たちの体の中で何をしてくれているのかについて解説していきたいと思います。

体内でもっとも多くの菌が住んでいる腸では、毎日数100種、100兆個を超える菌たちが互いに陣取り合戦をしています。
この菌たちは、様々な種類がそれぞれ群生している様がお花畑(フローラ)に見えたことから、「腸内フローラ」と呼ばれています。

この菌たちが便通や肌の調子、免疫力など私たちの健康の様々なところに関わってくるのです。
腸内フローラが整っていれば、便通が良く肌の調子も良くなります。
しかし、食生活や生活習慣の乱れによって腸内フローラの多様性が減少し、悪玉菌が多い状態になってしまえば、便秘やニキビを引き起こす原因となってしまウノです。

それを防ぐためには、規則正しい生活やバランスのとれた食事を摂り、腸内で有益な働きをしてくれる菌を増やす必要があります。
有益な働きをしてくれる菌とは、乳酸菌やビフィズス菌など、「善玉菌」と呼ばれている菌のことです。

乳酸菌やビフィズス菌はヨーグルトなどの発酵食品から直接腸内に取り込むことができます。
また、KINSのサプリメントには20種もの乳酸菌が配合されているため、食習慣の改善と同時に摂取することで、より効率的に腸内フローラを整える手助けをしてくれます。

腸内フローラを整えることで得られる効果は体調の改善だけではありません。
精神面にも素敵な効果をもたらしてくれるのです。
幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の多くは腸内で作られているのですが、このホルモンの生成にも腸内細菌が関わってきています。

善玉菌の多い、豊かな腸内フローラほどセロトニンの合成量が多いことが証明されています。
つまり、菌とうまく付き合い腸内環境を整え得ることで、カラダもココロも健康になることができるのです。

まるで魔法。にわかに信じられないことですよね。
しかし、ここまでお伝えしてきたこと全てが何万本という論文と臨床実験によって証明されているのです。

私たちは日々1000兆個の菌に囲まれて、彼らのチカラを借りて生きています。
そんな菌に目を向け、もう少し寄り添った生活をしてみてはいかがでしょうか。

とは言え、菌に関する情報は世の中にあまり出回っていません。
具体的にどのような菌がいて、どんな働きをしているのか調べようとしてもわからないことだらけだと思います。

そこはKINSにお任せください。
論文を基にした確かな情報のみを、丁寧にわかりやすく発信していきます。

KINSはあなたの菌をケアすることで、美しく健やかな日々を提供します。

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