菌をきちんと編 #036

日々一杯の緑茶で体調を整える方法

  

日本人なら誰もがなじみのある飲み物、緑茶。 

特別好きというわけではなくても、日本に暮らしていると目にすることも飲む機会も多いのではないでしょうか。

 

実はこの緑茶は、菌ケアの観点からも優秀な飲み物。 

緑茶に含まれる成分が菌を活性化させたり、カラダを整えてくれるとも考えられているんです。

 

今回は緑茶の隠された魅力と、菌ケアの観点から知っておきたい知識をご紹介します。

 

毎日の緑茶で体調を整える方法を、KINSと一緒に探ってみましょう。

 

目次
  • 日本人と緑茶の効果
  • 「菌」に力を与えるカテキン
  • 水出し緑茶でカラダを菌から強くする
  • 熱い緑茶でカラダを整える
  • KINSオススメの緑茶紹介

 

日本人と緑茶の効果

緑茶の健康効果は古くから知られていて、国内外で医学的に研究もされています。

中には「緑茶を毎日5杯以上飲む人は心血管疾患、脳卒中の死亡率が10-25%ダウンする」という研究結果もあります。

 

緑茶は発がんリスクも下げると言われていて、国立がんセンターが「緑茶を飲む習慣が死亡リスクを減らして、長寿につながる」と発表しているほど。

 

これは40〜60代の男女を対象にした調査で、「緑茶を飲む量が多い人ほど死亡率が下がった」という結果が元になっています。

 

つまり、緑茶を多く飲んでいる人ほど、心疾患・脳血管疾患・呼吸器疾患などの病気のリスクが、下がる傾向にあるのです。

 

日本の緑茶とガン予防効果

がんに関しては、緑茶に含まれるポリフェノールの一種「カテキン」がカギになります。

このカテキンが、細胞のがん化を予防すると考えられているのです。

 

また緑茶に多く含まれるビタミン類も、発がん物質の作用を抑えると言われています。

 

静岡県立大学グループの研究では、カテキンやポリフェノールが発がん物質の働きを7〜8割抑えるとの報告もあります。

 

このように緑茶の健康効果が、現代で改めて注目されています。

現代ではコーヒーや紅茶などの人気が高まっていますが、昔の日本人はより緑茶に親しんでいたことでしょう。

 

昔は今ほど生活習慣病が少なかったのは、もしかしたら緑茶を飲む習慣にも関係しているのかもしれませんね。

 

 

「菌」に力を与えるカテキン

カテキンは植物の中に数千種類はあると言われる、ポリフェノールの一種です。

これは緑茶の苦味や色素の成分でもあります。

 

ポリフェノールは抗酸化作用が高いことが特徴です。

活性酸素のような有害物質を無害化して、様々な生活習慣病に優れた効果をもたらすことが分かっています。

 

カテキンもそんなポリフェノールの一種であり、抗酸化作用の高さで知られています。 

活性酸素は体内で増えると健康な組織や遺伝子などにダメージを与えると考えられています。カテキンは抗酸化作用により、そのダメージを食い止め、病気を予防するなどの健康効果を発揮します。

 

ビタミンCやビタミンEも抗酸化作用が強いことで知られていますが、カテキンの抗酸化作用はその数倍から数十倍とも言われているほど。

それほどカテキンの抗酸化作用はパワフルなのです。

 

体内の酸化はあらゆる病気や老化現象とも関係します。それを防ぐ抗酸化作用は健康をサポートする上で、非常に重要な役目を果たしてくれるもの。

 

抗酸化作用のあるカテキンを毎日取り入れていきたいですよね。

 

カテキンは良い菌を増やす 

また菌ケアの観点からも、カテキンは優秀な働きをしてくれます。

 

腸活では欠かせない存在・善玉菌のビフィズス菌。 

カテキンには、そんなビフィズス菌を増やし活性化させてくれる働きもあるのです。

 

この作用機序の一つは、カテキンの抗菌作用です。 

緑茶に含まれるカテキンには抗菌作用もあり、腸内の悪玉菌をやっつけてくれるのです。

「抗菌というと良い菌も殺してしまうのでは?」と思うかもしれませんが、そこがカテキンの優秀なポイント。

 

カテキンの抗菌作用に関する調査では、カテキンが善玉菌であるビフィズス菌には影響を与えず、悪玉菌であるウェルシュ菌などを抑えてくれることがわかっています。

 

カテキンが悪玉菌をやっつけてくれると、ビフィズス菌のような善玉菌が活発に活動できる健康的な腸内環境が整います。

 

また、別のカリフォルニア大学の研究グループの論文によれば、エピガロカテキンガレート(EGCG)は胆汁酸シグナルを制御し、善玉菌であるアッカーマンシア・ムシニフィラ(Akkermansia muciniphila)を豊富にしたとの報告もあります。

 

このようにカテキンには良い菌を育てる効果があることが分かっています。

菌ケアとしても、緑茶は積極的に取り入れたい飲み物なのです。

 

水出し緑茶で菌からカラダを強くする

みなさんは緑茶を飲む時に、どのようにして飲んでいますか?

中には氷を入れてアイスで、という方もいるかもしれません。

 

実は抽出する際の温度によって、含まれるカテキンの種類に違いがあることが分かっています。

 

お茶に含まれるカテキンには4種類あり、

 

・エピガロカテキンガレート(EGCG)

・エピガロカテキン(EGC)

・エピカテキンガレート(ECG)

・エピカテキン(EC) 

このように分けることができます。

 

一般的に緑茶に最も多く含まれるのは、「エピガロカテキンガレート(EGCG)」です。

抗炎症やアレルギーに良いと言われているのも、このエピガロカテキンガレートになります。

 

その次に多いのが「エピガロカテキン(EGC)」で、とくに自然免疫を高めるなど、免疫力を上げる効果があります。

 

つまり、「免疫力アップ」にフォーカスするならば、エピガロカテキンの多い緑茶が理想的。

 

そして、このエピガロカテキンは低温のほうが多く抽出されます。

 

高温で抽出するとEGCGと拮抗してEGCの作用は弱まってしまうため、低温で淹れた方がEGCによる免疫アップ効果も得られやすくなります。

 

低温で抽出するとカフェインの量も抑えることができ、リラックス効果のあるテアニンの作用も発揮されやすいと言われています。

 

免疫力アップのためにエピガロカテキンをしっかり摂りたい場合には、水出し緑茶がオススメです。

 

5-10℃(冷蔵庫くらい)で8時間ほどかけて抽出する水出し緑茶には、免疫力アップに強い効果のあるタイプのカテキンが含まれています。
ビタミンCも含まれ、またカフェインも抑えられることもメリットです。

熱湯で淹れたお茶を冷やした場合には、カテキンの含有量と種類も変わってきます。

時間はかかりますが、免疫力アップ、そして菌ケアのためにも、水出し緑茶でエピガロカテキンを効率的に摂取していきましょう。

 

 

熱い緑茶はアレルギー対策に

体が冷えそうで、冷たい緑茶ばかり飲むのは・・・という方も少なくないはずです。

 

でもご安心を、熱い緑茶にもメリットはあります。

80度前後の熱水で緑茶を抽出した時は、EGCGとEGCが同割合で含まれるという報告があります。

EGCG:抗炎症効果、抗アレルギー効果 

EGC:免疫系の働きを良くする効果

 

また、EGCGには喉にウイルスが付着するのを防ぐ効果もあるなど、風邪予防にもおすすめです。

 

特にアレルギーや花粉症が気になっている方は、80度以上の高温で抽出した緑茶を取り入れてみるといいかもしれません。

 

また最近の研究では、高濃度のカテキンがダイエットに良いとも言われています。

これは高濃度のカテキンとカフェインの相乗効果が、体脂肪の減少を助けると考えられているため。

 

コンビニなどで「体脂肪を抑える」という高濃度カテキンの緑茶が売られているのを、見かけたことがある方も多いかもしれませんね。

 

ダイエットの気になっている方にも、緑茶のカテキンは注目したい成分です。

 

 

KINSオススメの緑茶紹介

緑茶と一言に言っても、日本には本当に数え切れないくらいの品種が存在しています。 

茶葉それぞれに風味が違い、もちろん味が違うということはカテキンなどの成分も微妙に異なるということ。

 

緑茶の選択肢が多い日本だけに、どれを選ぶか迷ってしまうもの。

 

そこでKINSオススメの緑茶をひとつ紹介します。

 

あさつゆ┃茶友

 

茶友さんは長崎県の緑茶メーカー。

広大な茶園では7種類もの異なる緑茶を栽培していて、その銘柄はこれまでに「日本茶アワード」や「農林水産大臣賞」など様々な賞も受賞しています。

 

長崎には「お茶の産地」というイメージがあまりないかもしれません。

しかし実は近年こういった優秀なブランドが数々の賞を受賞し、注目が高まっているんです。

 

「あさつゆ」は、「天然玉露」とも呼ばれる緑茶の品種、「アサツユ」を使用した商品。

 

玉露とは本来、緑茶の収穫前に「むしろ」をかぶせて日光を遮ることで、光合成を抑えて旨味が増えるようにしたものです。 

しかしアサツユはそういった人為的な工夫をしなくても、自然に旨味が強いお茶であることから「天然玉露」という呼び名がついているのです。

 

茶友の「あさつゆ」は、そのこだわりの旨みからJRの高級クルーズトレイン内でも提供されているほど。

 

本物志向の方々にも愛される、まろやかで味わいのある緑茶です。

味わい深いですが価格は手頃なことも、KINSオススメのポイントですよ。

 

 

 

今回は緑茶の魅力、その健康効果についてお伝えしました。

 

菌ケアの観点からも注目したい緑茶。 

日本では簡単に手に入りやすく、種類も豊富に楽しめるのが嬉しいですね。

水出し緑茶を常に冷蔵庫にストックしておけば、立派な菌ケアに。

 

緑茶のおいしさを楽しみながら、カラダを整えていきましょう。

さらに本格的な菌ケアをしたいと思ったら、KINSではサプリメントやエッセンスもご用意しています。

 

定期購入ではコンシェルジュが、自分にとって最適な菌バランスについてアドバイス。

 

KINSと一緒に自分だけの菌ケア、始めてみませんか?

 

 

 

【参考文献】

Lili Sheng.FASEB Journal. 2018 Sep. 32(12) 6371-6384

農研機構, 果樹茶業研究部門ホームページ

 

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